あいるびーばっく
こんにちは,せんべい返しです。
おでんがおいしい季節になってきましたね。
私には料理上手な姉がいて,姉の家に行くとたいてい晩ごはんを食べさせてもらえるのですが,冬にはよくおでんが出ます。
作る段階では私が出る幕などないのですが,何もせずただ食べさせてもらうのもアレなので,毎回配膳や洗い物は姉妹で仲良くやっています。
そしてこの配膳のときに,私にはおでんが出ると欠かさずやっていることがあります。
おでんをテーブルに置くときに「おでんでんででん!おでんでんででん!」とターミネーターのリズムを口ずさみ,ドラマチックにおでんを登場させるのです。
義兄には苦笑またはスルーされ,姪・甥にいたっては世代的にあまりピンと来ていない顔をされます。
当のおでんを作った姉には怒られます。
ではなぜ毎回懲りずにターミネーターおでんをやるのかというと,姉の怒り方がちょっと妙なのです。
ターミネーターおでんをやる私に対して姉が毎回言い放つ一言は,「やめなさい」とか「しょうもない」ではなく
「違う!!!」
なのです。
もう年単位でターミネーターおでんをやっていますが,毎回コレです。
毎回やることについては何も言われないし,何度やっても「違う!!!」の温度感は同じです。
つまり,ターミネーターおでんをやること自体はNGではないが,本当に何かが違うというということなのでしょう。
微妙なリズムの狂いでしょうか。音程でしょうか。はたまた「おでんでんででん!」を言うタイミングでしょうか。
今年はまだ姉の家でおでんを食べていませんが,そのうちきっとおでんが出るでしょう。
次こそは,姉にも納得してもらえるターミネーターおでんを目指したいと思います。