ここだけトルコ
府内某所にてアジアングルメフェアなるものが実施されると聞いて、
取るものもとりあえず行きました。意気揚々と。
はい。朝ご飯も抜きました。
HPを見たら
「アジアングルメフェア」
「4月5日(金) 17:00~4月7日 20:00 お祭り広場にて」
「アジアの様々なフードが約20店舗出店します。」
とのこと。
エスニックいっとくか、と。
中華も捨てがたい、と。
ナシゴレンにするかミーゴレンにするか、はたまた両方か。
来たれナンプラー!(特に意味はない)ぐらいの勢いで。
途中で太陽の塔を見ながら、
こいつが急に動き出したらどうやって戦うかをシミュレーションして、
でも裏側の黒いやつに本気出されたら多分負けるな-とか考えながら
無事にお祭り広場に着きました。
屋台をざっと入り口から
ソフトクリーム
焼き串
たこ焼き
唐揚げ
焼きそば
焼き串
横手焼きそば
唐揚げ
だんご
…
あれっ?ってなりました。
で、もう一回HP確認して、
もう一回会場見回して、
そしたら一番左奥の店ののぼりが
「鮎の塩焼き」。
はい、ちょっと運営委員会集合。
一回話し合おう。
うん、わかる。
日本もね、もちろんアジア。
それは認める。異論はない。
でもね、約20店のうち9割が日本っておかしくない?
しかも様々なフードって、結構かぶってるし。
こういう時のアジアンって言ったら、東南アジアとかそっちじゃない?
アジアングルメっぽいの1件しかなくない?
トルコのケバブだけじゃない?
トルコの隣の店に至っては、開き直ってもう看板に「USA」って書いてる。
スペアリブみたいな肉焼いてる。
もう何か色々間違ってる。
運営委員会はなぜこの面子に声をかけたのか。
本当にこの面子で「アジアングルメ」を名乗っていいと思ったのか。
そして、みんな何故断らなかったのか。
トルコはね、出てもいい。いや、むしろ積極的に出るべき。
きっとトルコの店員(以下A・B)は前日ぐらいに
A「よし、アジアでナンバー1をめざそうぜ。」
B「うちは中華料理と並んで世界三大料理の1つだ。きっと勝てる。」
A「やっぱりライバルは中華だよな。」
B「そりゃそうだろう。明日は声出していこうぜ!」
A「おう、俺これが終わったらしばらく声出なくなってもいい。」
ぐらいのやり取りはあったはず。
で、会場に来てみたら、完全なるアウェー。
どっからどう見ても「B級グルメフェア」。
多分僕と同じぐらい「あれっ?」って思ったはず。
A「俺らの隣りの屋台、とんこつラーメンって書いてない?」
でもトルコ屋台、声はすごく出てました。
A「ケバブできたて!」
B「できたてケバブ!」
A「ケバブうまいよ!」
B「うまいよケバブ!」
A「ケバブ今日だけ!」
B「ここだけトルコ!」(←心の叫び?)
(エンドレス)
よくわからないテンションでしたが、
その熱意は伝わったので、とりあえずケバブ買いました。
あと、仕方が無いのでUSAのお店でフランクフルトを買いました。
メニューには「ドイツ風」って書いてました。
ちゃりこ
追伸
おたかさん(ドイツ)と不可侵条約を結びました。