ふんばりどころ

いつまで暑さが続くのかとおもっていましたが、
やっとこさ気温が下がり、着るものや食べるものも秋に変わり始めましたね。
我が家では、今週か来週末あたり、芋掘りをしようかというところです。

芸術も盛んな秋。私の地元では10月に芸術祭の一環として絵画の展覧会が行われていて、
私も数年前から出品しています。

油絵や日本画など、塗り重ねたり乾かしたりするのに時間を要する画材で制作される方は、
数カ月も前から取り組まれます。

私は筆がめちゃくちゃ遅く、いつもお尻に火がつかないと進まないのですが、
すぐ乾く水彩絵の具で描いているので、前日まで描いていても問題なく、
直前まで時間を使えるとおもうとギリギリを計ってしまうようです。

9月末が、出品するかどうか意志表示と作品タイトルを主催者さんに連絡する締切なのですが、
9月末の時点で画用紙はまだ下描きの鉛筆状態でした。(塗りのイメージはぼんやり頭の中にあり)
順番がおかしいですが、全然できていない作品のタイトルを先に決め、締切までに伝えます。

紙を貼ったパネルと画材は実家に置いてあるため、土日に制作を進めるのですが、
実家に帰ったら畑仕事もしたいので、日の出前には起床し、午前中は畑仕事。
昼食をとったあと寝るまでの時間に描きます。忙しいです。

好きでやってる趣味なのに、テスト勉強中に部屋を片付けたくなるような心境になり、
午前中の畑の疲れもあり、頻繁に休みを取り、スマホのマンガや麻雀ゲームに逃げ、
お八つ食べつつ、庭の様子に気をそらしつつ、ちびちび進めてます。

色を塗り始めると楽しくなってきますが、思うような色が出せないと辛くなり手が止まる…

絵を描くことは、精神状態にも左右されます。
2、3年前、個人の事情により鬱々とした思いや悔しさといった、強い負の気持ちをもっていたころ、
そっち方面の感情をこめて描いたため、とっても気持ちの入った絵が描けたのですが(抽象画でありません)、
現在の私は、みなさまのおかげさまでたいへん平穏な日々を送っているので、
訴えかけるようなテーマが思い浮かばなくなり、少し困りました。

よって、何を描くか決めるまでにもだいぶ時間がかかったのですが、
私がいま絵よりも没頭してしまっている、畑仕事のなかで描きたいものを見つけたので、
今年はまっすぐな気持ちで画用紙と向き合っています。

これだけ書いたら、どんな大層なもん描いてるねんと思われそうですが、
趣味としてまだまだ未熟なため、ブログを利用して自分にプレッシャーをかけました。
作品の搬入が10月19日、展覧会は10月20日から。

完成品をみなさんにみてもらえるよう、がんばります!

しょ

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