ほろ苦い夏
夏のセールで服を買いました。
最近はユニクロや無印良品が多かったけど、
セールだから、ちょっとだけ良い服、買いました。うれしい。
着心地良く涼しい生地で、暑い通勤路も少し快適になりそう。
デザインも気に入ったうえ、「ウォッシャブル」のタグまでついていました。
お手入れも楽ちんなんて、素晴らしい。
先週は雨が多かったですが、合間の晴れた日をねらい、ちょっとだけ良い服、おろしました。
出社前は、朝ご飯→洗濯→化粧→整髪→着替え…というような順で準備をしますが、
その日はよろこび勇んで早めにお着替え。
髪を整えるためにヘアオイルのポンプを押したところ、オイル暴発。
なんてことでしょう、ちょっとだけ良い服にオイルが飛び散ったのです。
ガビーン…
薄いカーキーの生地に暗い油染み。
その日着ていく気満々だった私は、
あわてて部分洗いし、ドライヤーで乾かしました。
染み、全然とれない。
そうこうしているうちに通勤時間が迫ってきたので、別の服に着替えて、
汚れた服は更にしっかり部分洗いをして部屋に干し、家を出ました。
仕事がおわり、祈る気持ちで家に戻り、洗濯物を確認。
染み、全然とれてない。
とれてないどころか、洗剤に浸して洗ったところが新たな染みとなり、
被害が拡大しているではないですか。
私のちょっと良い服は、初日で3回目の洗濯をされることになりました。
まぁでも、「ウォッシャブル」のタグついてたし。
お手入れ楽々だし。
3回目の洗濯。水にしっかり浸したら、すっごい色落ちしました。
手洗い桶の水が見事なカーキーに染まった。
『ウォッシャブル』とは。
意味:洗濯ができること。色落ちしたり、縮んだりせずに洗濯ができること。
タグ、ついてた…っけ…?
染みは未だとれぬままですが、思い出になる頃にはきっと消えているでしょう…。
しょ