ゴリラか熊の技

こにゃにゃちわ、ueです。

オリンピック、あんまり見てはいないんですが
トレンドに上がってくる話題はチラチラ横目で追っています。
で、ときどき気になるのが柔道の話題です。

わたしのへなちょこさ加減を知ってる人は驚くかもしれないのですが、学生時代に4年ほど柔道をやっておりました。
といっても、柔道部だったわけではなくて、全員が柔道の授業を受ける中高に通っていただけですので…
もう帯の結び方も記憶にはなく、
やっぱりわたし自身はとてもへなちょこです。

一応授業は出てたので、技の名前なんかはいくらかわかります。
ほんで最近トレンドに上がってた技が「肩車」。

エース選手がタックルで負けたとか、
あんなん柔道じゃないとか、
物議を醸しているようですね。

わたしはそこらへんの是非はわかりません。
トップ選手の動きなんてスローモーションで見てもわたしには超スピードですし。
ただ、「あれって試合で使う技やったんや!」というちょっとしたびっくりを感じています。

型の披露でやったことあるんですよ、肩車。
型通りにやれば、人を肩の上に担ぎ上げてから落とす(投げる?)技です。
肩の上にって、待ってよ、ゴリラか熊のやる技? と今でも思うんですが、
それを文化部のへなちょこ女子が、別のへなちょこ女子と組んでやってたんです。
(だいたいレベルの合うもの同士で組むのでへなちょこはへなちょこと組みます。)
「そんな落とし方したら首折って死ぬど!」ってスキンヘッドの柔道教師がどやしつけてくる危険技です。
この技のおかげで、授業のたびに死地に赴く気持ちで柔道場に向かう羽目になったものです。

持ち上げられる側の重心移動がうまくないと持ち上げるの大変だし、
いざ肩に担いだら今度はうまいこと投げないといけない。
投げられる側もうまいこと受け身取らなきゃいけない。
なのに投げる側も受身とる側もへたなんです。そりゃあ毎回命がけです。

もう大変で大変で…
この技は絶対試合ではやらんやつやろ…て思ってたんですけど
試合で、使うんですね…!
ほんで危険技とかでなく普通の技扱いなんですね……!

すごいなー、次元がめちゃめちゃ違うなーとか、
柔道なつかしいなーとかの気持ちはありますが
もっぺんやりたいとは一切、本当に心の底から一切、思うことはないのでした。

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