人に道を聞かれるとき
こんにちは。おたかです。
通勤途中で,週に3回道を聞かれたことがあります。
しかも私がipod聞いているのにも臆せずに攻めてくる積極的な方もいました。
そんな過去のなかで,一番積極的に攻められた経験が,今でも忘れられません・・・。
この話を友だちなどにすると,「その話つくってるやろ!」と言われますが,今からお話するのは
100%事実です。
それは3年くらい前のこと。
当時私は前職で営業をしておりまして,車で外回りをしてました。
赤信号で止まっていたそのときです。
急に助手席の窓を叩く音がしました。
「え?」と驚いて振り向いた瞬間,50代女性の「窓を開けて!」といジェスチャー。
その勢いに圧倒され,私は慌ててエンジンを止めて窓を開けました。
何か怒られるのかという不安にかられた私にその女性が言ったことは,
「○○神社に行きたいねんけど,わからへんねん!姉ちゃんどこかわかるか~?」
「あっ,あのですね,この道まっすぐ行ってすぐそこの森みたいなとこです・・。」
「何やあれか~わかった!ありがとう。」
気づけばすでに青信号。
幸いにも交通量が少ない道路だったので,後ろからクランクションを鳴らされることもなく,
その女性を追い抜かして車を発進させました。
確かに外にはだれもいなかったから,私しか聞く人いなかったのですが,
きっとよほどその神社に行きたかったのでしょう。大事な用があったのかもしれません。
「車運転している人になんて,危ないから道聞くわけないやろ」
この話をするとさんざんこのように言われます。
でも,本当にあったできごとなんです。
人は本当にその道を知りたいとき,圧倒的なパワーを発揮するのです。
その経験があってから,車のなかでも油断するなかれと肝に銘じました。
次からは,もっと落ち着いて対応しようと思っております。