備忘録

先日,といっても1ヶ月以上前のことなのですが,
iPhoneをなくすという大事故が起きました。
起きました,というか,起こしました。
ガラケー含めて携帯電話をなくすのは,実は2度目です。

なお,なくした13時間後。
無事わたくしの手元にiPhoneが返ってきて,事なきを得ました。
スマホが手元にないだけで不安な気持ちになり,
平素スマホにしっかり依存しているんだなぁと実感させられた一件でした。
あと,ドラクエウォークできなくて,なんというか,辛かった。。。

さて,今回,なくしたスマホを比較的短時間で捕捉できたわけですが,
かつて携帯電話なくした経験が,結構活きました。

いつ3度目の紛失が訪れるか分からないので,
記憶が鮮明なうちに経験を記録しておこう,というのと,
今後なくす人のために,自分の経験をシェアしておこう,というのが
今回の趣旨です。

 
■前提
移動範囲の狭い交通手段(路線バスや私鉄など)でなくしたのであれば,
なくしたスマホの捜索範囲は,ある程度絞り込めるはずです。
いっぽう,移動範囲の広い交通手段(車,タクシー,JRなど)の場合,
捜索範囲を絞り込むのが難しいです。

わたくし,なくした瞬間,たぶんタクシー,次に阪急電車,と考えました。
タクシーに置き忘れたとなったら,
捜索範囲は,最大で日本全土かなぁと思い,途方に暮れかかりました。

 
■スマホのバッテリーが残っているうちに,現在地を把握する
少なくともiPhoneの場合,
バッテリーが切れたら捕捉の可能性が格段に下がると,今回実感しました。

「iPhoneを探す」を有効にし,位置情報を家族などと共有しておけば,
うっかり紛失しても,だいたいの位置はわかるようです。

わたくし「iPhoneを探す」は有効していたものの,
位置情報を共有しておらず,今回,この手段が使えませんでした。

しかしながら,ショップで相談したところ,
iPhoneのだいたいの現在地がわかるサービスを教えてもらえるという逆転劇。
捜索範囲が「日本全土」から「西宮市両度町の半径1km以内」にまで
絞り込まれたときの安心感たるや。。。

この安心感に支えられ,
その後の行動に割と余裕をもつことができた次第です。

しかしながら,「iPhoneを探す」にしても,現在地がわかるサービスにしても,
iPhoneのバッテリーが切れてしまっていたら,どうにもならないとのこと。

バッテリーがギリギリになるまでスマホを放置しないこと,
そしてなくしたときは,
バッテリーが切れる前に,早めに現在地を把握するように動くことが肝要です。

なお,自分のスマホに電話をかけるというのは勿論すべきなのですが,
何度かかけて繋がらない場合,現在地を把握できるまでは,
バッテリー節約のためにあえてかけないという選択もアリだと思いました。
 

■現在地が把握できたら
あとは,行方不明の子を捕捉するのみです。
もちろん,基本的に運頼みです。
が,捜索範囲を絞れていれば,捕捉確率を高めることはできると思います。

電車やバスでなくした場合は,忘れ物センターや営業所へ問い合わせ。

なくしたと気づいた瞬間から,9割タクシーだと思っていましたが,
念のために電車も確認しました。

西宮市両度町近くの阪急電車の駅といえば,西宮北口駅。
お伺いして,スマホの忘れ物をした旨相談しますと,
駅に届いている忘れ物を調べてくださったり,
梅田駅の忘れ物センターに電話してくださったり。

結局わからなかったのですが,丁寧に対応いただけて助かりました。

となると,西宮市両度町界隈を,とにかく探していくことになります。
このような場合,まず,警察に相談するのがよいと思います。

もしかしたら親切な誰かが届けてくれているかも,とも思い,
わたくしも西宮市両度町にほど近い交番を伺いました。

兵庫県の警察では,落とし物情報がコンピュータで共有されているそうで,
派出所を何箇所も回る必要がなく,大変ありがたかったです。
おそらく兵庫県だけでなく,どの都道府県も同様ではないかと思います。
(調べていませんが)

その時点では,わたくしのiPhoneらしいものは警察に届けられていませんでしたが,
届けられたときにはご連絡いただけることになり,まず一安心。

なお,最初に携帯なくしたときも警察に相談したのですが,
ほどなくしてご連絡をいただき,なくした携帯を無事捕捉できた次第でした。

警察に届けた後は,できることは限られます。自力で今できることをする。
わたくしの場合,置き忘れた可能性の高いタクシーを調べよう,となりました。

まず,乗車した界隈の大手タクシー会社を調べました。
降車した界隈ではなく,乗車した界隈のほうがいいと思います。

何社かに絞り込めたら,
各社どこに忘れ物を集めているか,どのように対応しているかを調べます。

わたくしの場合,お仕事中に申し訳ないな。。。と思いつつ,
待機中のドライバーの方に声をかけて,お伺いしました。

ドライバーのみなさん曰く,車内の忘れ物は営業所に集められるとのこと。
そこで,各タクシー会社さんの営業所所在地を調べました。

ここでも,スマホの現在地が活きてきます。
スマホの現在地近くに構えられた営業所にご連絡するほうが,
捕捉できる確率は高いはず。

で,わたくしは,ここで無事スマホを捕捉できました!!!!
いやあ,本当によかった。
 

■対策
スマホをなくさないように,そしてなくした場合に備えて,
対策できることがいくつかあったなー,と,今回思いました。

1.ワイヤレスイヤホンを使わない。
ワイヤレスだと,スマホから離れてもしばらく音が聞こえるので,
置きっぱなしにしていることに気づかないのです。
少なくとも夜遅くに電車やタクシーに乗るときは,
イヤホンをワイヤレスにしないほうがよさそうです。

2.スマホの充電を欠かさない。
モバイルバッテリーを持ち歩き,充電しておくの大事だなーと思いました。
どれだけ注意していても,スマホをなくすときはなくしますし,
なくさないにしてもバッテリーが充電されていて困ることはないので。

3.アプリを多く起動したままにしない。
多くのアプリが起動していると,それだけでバッテリーを消費するそうです。
使わないアプリは切っておくのが,バッテリーを長持ちさせる骨のようです。

4.スマホの特徴を覚えておく。
交番や駅でスマホの落とし物がなかったかをお伺いすると,
特徴を聞かれます。

たとえば,機種,ケースの色など。

警察では待ち受け画面も聞かれたのですが,
わたくしの待ち受け画面はコレ(↓)なんです。

ドラクエ記念碑@淡路島。
どう説明したらいいのか,ものすごく考えてしまった次第です。
説明しやすいものに変えたほうがいいですかね。。。
まだ変えてないですが。。。

あと,スマホの背面の色。
スマホケースつけていると,案外わからなくないですか?

ちなみにわたくし,iPhone8のホワイトユーザーです。
(そろそろ機種変したい)
警察の方に背面の色を質問されて「たぶんシルバー」と回答したのですが,
手元に返ってきてから確認したところ,正解は「ホワイト」でした。

5.スマホは生体認証&複雑なパスコードに。そして貴重品は入れない。
これは,やっててよかった,というものです。
何もしないよりは,スマホを不正利用される確率が下がりますし,
その点は,ある程度安心して捜索できました。

そしてクレジットカードなどをスマホケースに入れている場合。
なくしたときにスマホ以外の心配もしないといけなくなるので,
これは止めておくほうが無難なのかな,と思った次第です。

6.飲み過ぎ注意。
そもそもわたくしがスマホを紛失したのは,
お酒をいただき,うっかりタクシーの中で一回寝てしまったからでした。
目的地に着いて,慌てて飛び起きスマホを車内に置き忘れる事故。
なくしたとわかった瞬間には,酔いも全部ふっとびました。

 
以上,ある日も楽しいお酒の夜でした,というお話でした。

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