剣道

先月、小2の次男と対戦しました。剣道で。母は袴を着て、防具つけ、子供用の竹刀を持って。

次男は年長の終わり頃から、地元の剣道チームに所属しています。
子どもより先生が多いんじゃないかな?と思うチームで、
次男は毎週水曜日の夜と日曜日の朝に稽古しています。

強面の先生方は礼儀や作法以外は、
とにかく優しい(笑)ので、
先生方との距離が近く甘えっぱなしな次男。
稽古も、何時に終わる?いつ休憩?とすぐ聞くような感じで…。

はじめたきっかけは、るろうに剣心みたいな剣士になる!で始めたんですが。
はじめたころはとにかく基礎稽古ばっかり。
しかも、言葉で説明する先生がおり、小1の次男には何を言ってるか理解するのが難しいので、
行きたくないループが1年くらいは続いていました。

が、昨年の年末に昇級試験に合格し、はれて、防具を着けられるようになりました。
1年弱でやっと防具デビューです。

チームから防具を貸してもらい、本格的に身に着けて稽古するようになった頃から、
稽古に行かないとは言わなくなり、むしろ、めちゃくちゃ頑張るようになりました。

母(=私)は涙です。
仕事終わりにご飯食べさせて稽古に付き合い、
日曜日も朝から起きて、あっついorさむっい小学校の体育館で見守り。母も耐えてきました。

そんな次男と、チームの周年行事で親子対決をしたのが先月。
普段、子どもたちはどんな感じで防具を身に着け、
試合に挑んでいるかを親が体験しようというのが目的だそうです。
この頃でないともう勝てなくなってくるから、という理由もあるそうです。

息子は試合では本気でかかってきて!と言うので、母もマジでいきました。
一切手加減なし。なので、攻めすぎて反則も取られました。(でも実はルールをよく知らない…)
次男も負けじとかかってきて、何発かメンを打たれました。
声が出てなくて、判定がつきませんでしたが、打たれた頭がめっちゃ痛かったです。

結果、引き分け。
めっちゃ疲れました…。

一瞬ですが、次男が剣道にハマりかけている理由がわかった気がします。
面をつけていると、ちょっと世界が閉ざされるんですね。
視野が狭くなりますし、ただ、目の前の相手を倒すことに集中できる自分の世界に浸れるというか。
そこにおもしろさを感じているのかなぁと思いました。

実は、次男の稽古のときに、事前にお母さんも稽古しましょう!まずは基本から!
と声をかけられ、御年72歳の館長先生の猛特訓を受け、
さらに、試合前は、子どもたちに負けへんで!過度なプレッシャーをかけられ、
試合後は腹痛に悶えました。変なとこで弱いのです。

だから、たぶんもうしない…と思います。
何にせよ、とても良い経験になりました!

れいじーぱんだ

型はできておりません…