絶対にキャンセル料払いたくない
青森です。
仕事のスピードを速めたい、いや、速めなくては。
2022年の年末休み、昼夜逆転生活をしながら私は真面目に考えていました。
そこで私は、2023年1月4日から、パーソナルトレーニングのジムに通うことにしました。
理屈はこうです。
平日の夜に、時給よりも高いキャンセル料の発生する習い事を入れておくと、ケチな私なら絶対にそれに間に合うように仕事を進め、結果的に効率がUP。
もし忙しくて続けられなくなった場合、その習い事を辞めた途端、時間的余裕がどっと増え、そこで仕事もめちゃくちゃはかどるに違いない。
ジムなら、うまくいけば屈強にもなれるし、いいことずくめ。
入会にあたって絶対聞かれるのは、入会理由です。
「キャンセル料を人質に仕事のスピードを上げたくて…」なんて言うと、「筋肉を舐めるな」とトレーナーの方の反感を買う恐れがありますよね。
大切なのは「結婚式までにマイナス●キロ」「夏に海に行くからそれまでに引き締めたい」みたいなストーリー性。
でも、挙式の予定はないし、どう見てもビーチでエンジョイサマー顔でもないし…。
悩んだ末に「29歳、痩せにくくなると言われる30代になる前に腹筋を割りたい。」にしました。年齢だけは事実なので、嘘ではないと言えます。
ただ私は5月生まれなので、「1月入会は駆け込みすぎる…」と、計画性のない人間だと思われている可能性はあります。やむを得ません。
無事に入会届を記入し、計測をしてもらいました。体重やら体脂肪率やら筋肉量やら。
私はこの時に備えて、なるべく暴飲暴食をしていました。最初に数値が悪いほど、そこから良くなる喜びが大きいと思ったから。
これが功を奏し、計測の結果はちゃんと最悪でした。年末年始モードも相まって、思ってたより最悪でした。
そんな始まりでしたが、結果的に、ずっと週3で通ってます。平日2・休日1。
自主トレーニングは通い放題なので、本当は元を取るために週7で行きたいのですが、それだとトレーナーの方々のシフトより多くなります。
最初は、仕事終わりに初対面のトレーナーさんと、しんどい筋トレをすることが、本当に本当に本当に本当につらかったです。
本来の目的を忘れ、ジム行くくらいなら仕事させてくれや、とすら思っていました。でも行きました。キャンセル料払いたくないから。
今では喜んで通ってます、は言いすぎですが、まあ嫌ではないです。
環境に慣れたから、というのが一番大きいですが、トレーナーの方が励まし上手・褒め上手だからということも大いにあります。
人をけなすのは反射でできますが、褒めるのは「この人のいい所を探そう」という気概がないとできません。
トレーナーの方は99%年下なのですが、お若い方々が、壮年中年高齢者を相手に、時に厳しく、だいたい優しく、プロとしていつも感じの良い対応をしてくださるのを身をもって体験すると、ああ私も頑張らなくちゃと、身が引き締まる思いになります。
二十歳そこそこの方が「最近、お菓子でポテトチップスってあるじゃないですか。あれって一番太るやつで…」と、ポテチが伝来した時代の人みたいな言い方で真面目に説明してくれたり、
「ローラみたいな筋肉ありつつ引き締まった感じと、韓国アイドルみたいな華奢な感じ、どっちになりたいですか?」とレベルの高いどっちでもいい話を真面目にしてくれたりするなど、ちょいちょい面白要素もあります。
仕事の効率化よりも、腹筋の成長スピードの方が速く、そこは焦ってます。腹に負けるな。頑張ります。
青森