骨が!
julieです。アカハライモリが6匹います。可愛いです。
もともとは息子が3歳のころ、三田市にある「人と自然の博物館」のイベントで「イモリ釣り」をし、1匹連れて帰ってきたのがはじまり。
「おうちで飼う?」 スタッフの問いに、目をキラキラさせて「はい!」と答えたのは、息子ではなく私です。
「イモリは長生きで、7,8年は生きますよ?(それでもだいじょうぶですか?)」
含みのある言葉は私の心に全く届かず、嬉々としてお迎えを決定!
それからは、「ひとりじゃさみしいよね。」と、ペットショップを覗いてはお友達を連れて帰り、現在の6匹がそろいました。
……ん?
そうなんです。はじめてイモリを迎えた日から、全員が、ずっと生きているのです。
平均寿命の7,8年を超えて14年目に入っていることにも驚きますが、……私は、もっとすごいものを見てしまったのです。
――ある日、ふと水槽を覗くと、右前足の肘から先が無くなっている子がいました。しかも、肩から肘までは真っ白な細い骨がむき出しです。仲間で共喰いをすることがあるのかと寂しい気持ちになりました。それから数か月たったころ、いつものように怪我をした子を見てみると、肘から先に向かって骨が伸び始めていたのです。しかも、骨がむき出しだった肩から上腕にかけては筋肉と黒い皮が骨を覆い始めています。驚いたのはもちろんですが、再生していることに少し気味の悪さも感じました。日を追うごとに骨は伸び、手首の関節も形成され、筋肉と皮が前足のほとんどを覆い、最終的には細い指の一本一本まで完全に出来上がったのです。しばらくは右手だけ少し華奢で小さかったその子も、今ではすっかり元どおり。元気に両手をパーにして泳いだり岩につかまったりしています。――
みなさん、アカハライモリが再生するって知っていましたかー!
知らなかったのは私だけですかー!
(冷静に考えれば…、トカゲのしっぽも再生するんでした。驚きすぎでしたね。)