あべのハルカス
私が今住んでいるところは天王寺で、高さ日本一のビルとして一時期ニュースで取り上げられていたあべのハルカスがあります。開業当初はハルカスの展望階に上るための順番待ちで、観光客の長い列ができ、にぎわいを見せていました。近くに住んでいる者の常で、混んでいるから落ち着いたら行こうと思いながら、人出が落ち着いた今もまだ展望階までは上っていません。
2013年秋のある晩、ハルカスの前面部に「100」の文字が浮かび上がっていました。次の日には99、その次の日は98です。ビルの照明を使った、グランドオープンまでの100日カウントダウンが始まったのでした。建物の横幅いっぱいまで使って表示していますが3文字ほどが限界のようで、キレイでカッコイイビルに半角カタカナの「アベノ」の文字が灯っているのはなかなかシュールで、私はそのライトアップが気に入っていました。テストなのか、表示が乱れていることもあり、-30とカウントダウンが突然マイナス表示になっている日もあり、目が離せないカウントダウンでした。
ライトアップは未入居のオフィスの室内照明を使用していたらしく、開業までのその時期しか見られないものだったようです。
期間限定のライトアップ、見られて良かったです。
出来てからずっとその高さで方向音痴な私に帰るべき道を示してくれましたね。
ありがとう。あべのハルカス。
もうすぐあなたの姿が見えないところへ越します。
「近いほど行かない」公式によると、展望階へ上る確率が高まったと言えるかもしれません。
motoko