やおよろずのかみ
ゴスペルを歌っています。
ゴスペルというのは,God Spellの略だと言われており,
キリスト教で言う神様(イエス・キリスト)に対してのメッセージを込めた歌です。
が,私自身はクリスチャンではありません。
つまり,「えせゴスペラー」です。
基本的に英語で歌っていますが,歌詞の意味をよく考えると,
とてもじゃないけど,ノンクリスチャンが歌えるような歌詞ではない,
と思うこともけっこうあります。
仲間でやっているクワイヤのライブでは,よくMCをさせてもらいます。
MCで,歌詞の意味などをお話することがあるのですが,
そういうときは,
「『神頼み』みたいなもんです。困ったときに『神様お願い!』って思いますよね。
なんとなく思い浮かべてる,その『神様』に置き換えて考えてみてください」
と言うようにしてます。
そう言うと,自分でもけっこう「あっ,なるほど!」って思えるんですね。
自分自身の経験でも,行き詰まって,もうほんとにこれこそ八方塞がり…
ということがあっても,数日経ったり,なにかのきっかけで,
ふとほぐれて,方法が見つかることがあります。
これを,丹羽家では「神さん(かみさん)が降りてくる」という表現をします。
トイレの神様や,台所の神様,厄払いのときの神様,その他いろいろ…
八百万(やおよろず)の神っていうぐらいですもんね。
そのうちの,どなたかが,困ってるのを見つけて「降りて」きてくださるのかもしれません。
ちなみに,ゴルフでは,「グリーンの神様」というのがいてはるそうです。
グリーンの凹みをなおすと,「グリーンの神様」が,
パットが入りやすいように手伝ってくれるんだそうです。
いいこと聞いた!とばかりに,自分の凹みでもないのに,せっせと直してると,
プレイファースト(Play fast!:プレイを速く進行!)の神様に怒られたりする…。
難しい日々です。
memory