テンションの上がるもの
今日は私的テンションの上がるものをご紹介します(´∀`)
写真は私のコレクションの一部です。
大学時代からコツコツ集めたイラン絵本です。
イランの絵本はとてもシュールだったり,ちょっと不気味だったり,,
日本でよく目にする,かわいいほんわかした絵本とはかけ離れてます。
そんなところがとっても素敵なんです!
今日は私のお気に入りの2冊を紹介します!
(需要がないことは重々承知です(–))
★『ずっと上に,ずっと下に』
これはイラン版「鶴の恩返し」です。
貧しい暮らしをしていたおばあさんのもとへ
小さな星のセターレが人間の女の子になってやって来ます。
靴下を作って生計を立てていたおばあさんですが,
セターレが来るまでは全然売れませんでした。
セターレはおばあさんが寝静まったあと,星の光を靴下に注ぎ込み,
光り輝く美しい靴下を作り出しました。
おばあさんはセターレにどうやって靴下を作っているのか聞き出そうとしますが。。。。
あとは「鶴の恩返し」の流れです。
この作家さんはイラストがとてもかわいいのですが,
イラストだけでなく,ペルシア語,アラビア文字を最大限に美しく見せる天才だと思います!
すてきですよね(o´∀`o)
この方はイラン人ですが,今はアメリカで活動しているみたいです。
なのでイラン絵本感はあまりありませんが,とにかくかわいい?
★『はしご』
とても広い宇宙に,木でできた人形がいました。
人形はいつか人間になることを夢見ていました。
人間はずっと高い空の上にある,光り輝く月を眺めては月を手に入れたい!と思っていました。
そんなとき,人間は考えました。「月に届く高い高いはしごを作ればいい!」
人間は地球上にある木を切り落とし,はしごを作り続けました。
あともう少しで月まで届く,というところで地球上に木がなくなってしまいました。
そんな姿を見た人形は人間に幻滅します。
「地球上の木を全て失ってまで,月に行く必要があるのだろうか。。。」
そうつぶやく人形を見つけた人間は,人形の手足を使ってはしごを完成させました。
現代の搾取する人間への教訓を含んだ,,
,,,,もはやホラーですね。。
イラン絵本には「こどもが読むには,,,,」といった内容の絵本もたくさんあります。
この不気味,,,?個性的,,,?なイラスト,何だと思いますか??
実はこの子,テントウムシなんです。
斑点がないためにみんなから「赤いゴキブリ~~」っていじめられて,
「ゴキブリじゃないもん!テントウムシだもん!」と言いながら旅をする,とてもかわいいテントウムシの女の子の物語です☆
素敵なセンスですよね!!笑
ぽんず