バレンタインの思い出

mineです。

今日は2月12日。
バレンタインデーイヴイヴである。

大人になって,バレンタインデーというものを意識しなくなった。
ただ,31年生きていると,やはり甘い思い出として残っているものもある。
ということで,バレンタインデーの思い出を少々語ってみようと思う。

~mine17歳高校2年生の冬。2月14日。
~mineは部活を終えて,寒さに震えながら家路につくのであった。

mine(今日はバレンタインデーか。義理チョコしかもらえなかったな。今日はやけにカップルが目につくぜ。)

mine(こんなときにかわいい子から突然告白されたりしないかな。)

mine(そんな妄想はやめておこう。しかし,硬派なおれもこの日ばかりは北風が身にしみるぜ。)

 タッタッタッ

 女子高生「あ,あの,すみませんっ!」

 mine「ん?おれ?」

 女子高生「は,はい!あの,mineさんですよね?」

 mine「あ,はい,そうですけど・・・」

 mine(誰だろう?こんなかわいい子と知り合いだったっけ…?)

 女子高生「あの,実は,mineさんのこと待ってました!」

 mine「え?」

 女子高生「私のこと知りません…よね?」

 mine「え,いや,ごめん。知り合いでしたっけ?」

 mine(誰だ?うちと違う制服だし…まずい,本当にわからん)

 女子高生「ですよね・・・」

 mine「え,なんかごめんなさい」

 女子高生「毎朝,同じ電車の同じ車両に乗っているんですけど」

 mine「あ,そうなんだ。ごめん,意識したことなかった」

 mine(わかるか!)

 女子高生「私は毎朝mineさんのこと見てて,いいなぁって・・・」

 mine「え,そうなの?」

 女子高生「はい。気持ち悪いですよね・・・」

 mine「え,いや,そんな・・・」

 mine(めちゃくそかわいいやんけーーーーーーーーー!!!)

 mine(ハッ,ということは,その手に持っているのは・・・)

 女子高生「それで,あの,これ・・・」

 サッ

 mine「あ,チョコ?」

 女子高生「はい・・・」ポッ

 mine「あぁ,ありがとう。」

 mine(チョコゲットーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)

 女子高生「手紙入っているので,読んでください!」

 タッタッタッ

 mine(行ってしまった。)

 mine(それにしてもかわいかったなぁ。)

 mine(なんかドキドキするぜ。)

 mine(これは好きなのか?知り合ったばかりなのにもう好きなのか?好きとかいうには早いよな。)

 mine(いや,でもこの感情を好きというに違いない。好きだ。好き。好きすぎる。結婚したい!!!)

mine(なんてことがあればいいなぁ。)

~妄想しがちな思春期17歳のmineであった。

お遊びが過ぎました。ごめんなさい。
実際には,いかにもソフトボール部な女子にチョコを渡されて1週間後にごめんなさいした記憶しかございません。
甘いのは思い出ではなく考え方でした。

それでは,よいバレンタインデーを。

mine

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