偏食

こんにちは。ちげです。

前回ブログで何書いたかと思い返したら食べ物の話でした。
なので今回は編集者らしく本の話でも。

私は本を読み始めると1人の作家さんの本をひたすら読み続けます。
小学校高学年の時はひたすら宗田理さんを読んでました。「ぼくらの秘密結社」が好きでした。

中学校から高校にかけては宮城谷昌光さんの中国歴史小説を読んでいました。
おかげで世界史のテストは×ばかりだったのに,中国史分野の大問3だけ全問正解という奇跡が起き,
赤点を免れた経験があります。
ヨーロッパ史とか日本史を題材にした作品をもっと読めば担任の社会科教師に
「もっと社会がんばってよ」と呼び出されることもなかったかと,今になって悔いております。
でもカタカナが苦手なのできっとヨーロッパ史の本は読まなかったと思います。

大学に入ると最初の数年は横山秀夫さん作品を読んでいました。
大学進学とともに一人暮らしを始めたとき,何もない部屋で初めて買った娯楽品は
横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」でした。
堤真一さんの映画も見ましたが,佐藤浩市さん主演のNHKのドラマ版の方が原作に近くて好き。
本棚を作る前に横山作品を買いあさったので母に「順番が逆」と言われた気がします。

大学後半までに横山作品を一通り読み,次に堂場瞬一さん作品に入りました。
これは未だに続くブームです。「アナザーフェイス」シリーズが一番好きです。

三浦しをんさんも何冊か読みましたが,未だに堂場作品以上のブームは来ず・・・

社会人として見聞を広げるためにも小説だけでなく色々読んだ方がいいのでしょうが,
偏食傾向はなおりません。

今夜も仕事帰りの電車の中で,堂場作品を紐解くのでした。