思い出
部屋の掃除をしていたら、大学時代の卒論が出てきました。
正確に言えば、卒論提出一歩手前のモノです。
ふと、いろんなことを思い出しました。
大学3年の終わりから執筆を開始し、4年の秋に大スランプ。
「もう1ページも書けません!!」とゼミの先生に泣きついたところ、
「アホか!!スランプになるのが早すぎるわ!!」と一蹴。
何とか踏ん張り、卒論提出まであと一ヶ月半というある日。
先生がゼミの時間に、
「この先、こんなに時間をかけて『モノを書く』なんて、一生ないと思う。
悔いの残らないように、あきらめず、最後まで書ききりなさい。
今妥協して、ある程度形にすれば卒業できる。
でも、中途半端なモノを世に送り出すようなことはしては、絶対後悔するから。」
と。
その言葉を胸に、最後まで(自分なりに)書ききりました。
つたない文章で、改めて読んでみると恥ずかしいですが、
大学時代の良い思い出です。
今、縁があってモノを世に送り出すお仕事をさせて頂いてます。
あの時の先生の言葉を常に心に置いて、改めて悔いの残らないよう
一つ一つのお仕事を最後まで、全力で頑張っていこうと思います。
…と、何だか真面目に語ってしまった、かったんでした。