最近,気になるあの人…

こんにちは,久しぶりのゆうこりんです。

今回は「最近,気になる有名人」の話を,かなり独断と偏見と趣味(?)
を兼ね備えて書いていこうと思います。

さて,その「最近,気になる有名人」ですが,
その人は,みなさんご存じの,東京マラソン2011で日本人トップの3位でゴールし,
世界選手権出場を勝ち取った川内優輝(23)さんです。
なんとこのかた,知る人ぞ知る優秀な長距離ランナーだったのです!

最初私は,公務員の人が練習をし努力を重ねて勝ち取った
「偶然の栄光」だと思っていました。(←失礼ですね)
それでも「すごいな~」と思いながらネットニュースを読んでいました。
すると,気になる言葉が…。
「川内優輝さん(埼玉陸協)」…陸協?
―ということは,けっこう本気で陸上をやってる人なんだ。
と思い,さらに検索すると,,

なんと,2009年の箱根駅伝に出場していたのです。
しかも,関東学連選抜!
しかもしかも,シード権獲得!!

見ていました。この大会。
毎年,上位にくいこむことも困難だった学連選抜が,なんとシード権を
獲得した年に,川内選手は6区で山を下っていたのです。

2009年の箱根駅伝といえば,「山の神」順天堂の今井くんが卒業した後,
「山の竜神」東洋の柏原くんが華々しいデビューを飾った年です!
(その時は「山の神童」と呼ばれていました)

確か,私の記憶が正しければ,この年の学連選抜は,
往路でかなりいい順位をキープしたはずです。

箱根といえば,優勝争いよりも,見ている人には一番面白いのじゃないか?
と密かに言われるのが,シード権争いです。
(優勝争いも,9区や10区で争ってくれると,かなり面白いです)
例えば,記憶に新しいのは今年のシード権争いですね。
箱根駅伝最終区の10区でシード権争いをしていたのは,8・9・10・11位の四校。
落ちるのは,ただ一校のみです。
そんな中スパートをかけた國學院の選手が,なんとゴール地点手前で曲がった
中継車についていってしまったのです。
(ゴールは次の角を曲がった先だったのです)
気づいて進路を正すも,あとの三校はゴール目前。
ここで負けたら一生悔やみ続けるであろう國學院の選手が,なんとゴール寸前で
前にいた城西の選手を抜いたのです。
誰もがもう落としたと思ったシード権を,國學院の選手は勝ち取ったのです。
タイム差はたったの3秒。
3秒で笑った國學院と,3秒に泣いた城西の差は,かなり大きいです。
来年出場が決まって一年練習を積むのと,記録会からの挑戦とでは,雲泥の差です。
それが,シード権の重さなのです。

そして,学連選抜がシード権を獲得するということは,
次の年の記録会からの参加大学の枠が一校増えるということです。
まさかの不運でシード権を落とした強豪校や常連校,そして来年こそはと
気合いを入れる大学や選手に夢と希望を与えるのです!
そして何より,チームでは出られなかった学連選抜の選手が
来年こそはチームで出場したいという気持ちをこめているのです!!

(中略)笑

話はかなりずれてしまいました。
たんに箱根駅伝の素晴らしさを語りたかったみたいです(笑)

箱根駅伝に出場できても,実業団にいけるのはほんのわずかな選手です。
強いチームに入っても自分が強くなるとは限りません。
実力や努力ではまかないきれない「信念」を持っていなければ,
何も成し得ることはできないです。
その信念を,川内選手は学生の頃から持っていたのです。

正直にいうと,川内選手が実際はどんな選手なのかはしりません。
こんな長文を書いといて…と思うかもしれませんが。。
ただ一つ言えるのは,
川内選手が「速い選手」ではなく「強い選手」だということです。

箱根駅伝が好きな人には,なんてことない話だったと思います。
最後まで読んでくれたかたも,陸上に興味があるからだと思います。
悲しいですが,それが,陸上人気なのです(笑)