猫注意
家の近くに、「猫注意」という看板がありました。
この看板は、
「たとえば、猫がびっくりしたり自転車でぶつかられたり猫にとって不利益な経験をしないように、我々、人が注意しましょうね。」
ということをいっているのだろう。
これが、もし、
「犬注意」だったら。
「たとえば、犬がおどろいたりしないように…」ということではなく、
「我々、人が犬に吠えられたり噛まれたり不利益な経験をしないように、我々、人が注意しましょうね。」
ということをいっているのだろう。
「猫注意」という看板がまさか、
「我々、人が猫から引っ掻かれたりしないようにしましょう」とか、「凶暴な猫がいますから、びっくりしたりしないように注意してください」とかを意味しているとは考えにくい。
そういえば、看板にはとてもかわいい猫の絵が描いてあった。
どうやら、猫のために作られた看板ということで間違いなさそうだ。
「猫注意」だったら、猫のため。
「犬注意」だったら、人のため。
では、
「牛注意」だったら、、
「ヒト注意」だったら、、、
…何か、教訓かメタファーか象徴のような事が書けるかもしれないと一瞬、思いましたが、どうやら、勘違いだったようです。
道を歩いていて、ただただ、ふとそんなことを思ったという、とりとめもない話しでした。にゃん。
ヨンでした。