約1億1000万年前の卵の化石発見!
新年早々、化石ニュースです。
兵庫県丹波市で、卵の化石?!が発見されたと発表がありました。
数年前に丹波市で見つかった、「丹波竜」と名づけられた恐竜化石が見つかったのと
同じ地層だそうです。
卵は、ニワトリよりも小柄な鳥もしくは鳥に進化する途中過程のものだそうで、
進化の謎に迫れるかも?!らしいのです。
↓詳しくはこちら!
http://www.hitohaku.jp/research/h-research/kaseki-20160108news.html
恐竜の絶滅については色々な説があるようですが、
今回見つかった化石は卵のまま生まれることなく砂に埋もれて化石になったものでした。
今まで世界で見つかっているものの例には、
肉食恐竜と草食恐竜が取っ組み合ったまま化石になったものや、
草食恐竜の足跡に重なるように肉食恐竜の足跡がある化石もあるそうです。
恐竜もわたしたちと同じように、普通に日々の暮らしをしていたところに、
悲劇が突然訪れたんですね……。
今回の卵の化石の発見につながったのは、丹波竜のときと同じく、
アマチュアの研究家の方たちによる発見だったそうです。
「丹波竜がいたのであれば、他にも何かが生きていたはずだ!」
「わが町は、恐竜の町なんだ!」
というような、執念と熱意、ロマンを感じますね。
今回の発見がまた、地方の活性化につながるのではないでしょうか。
私の子ども時代でいうと、フタバスズキリュウの発見が大きな話題となりました。
今の子どもたちには、丹波竜や、新しく発見された卵の発見が
忘れられない出来事のひとつとなればいいなと思います。
その中から、未来の担い手がでてきてくれたらいいな、と願ってみたりするのです。
yoppi