30年ぶりの胃カメラ

にわっちです。

最近、食事をしていて、ときどき食道でつかえるような感じがありました。
かかりつけ医が胃腸の専門医でもあるので相談したら「胃カメラ検査をやりましょう」ということになり、今朝、検査を受けてきました。

胃カメラの検査は、20代の頃、30年近く前に一度受けたことがあります。
最初から最後までえずきっぱなしで、苦しい思い出しかありません。
30年も経てば医学も進歩しているのでしょうが、できれば飲みたくなかった胃カメラです。

検査を受けるにあたり、カメラを口から入れるのか、鼻から入れるのか自分で選ぶ必要があります。
また、鎮静剤を使用するのかしないのかも選べます。
鎮静剤、つまり麻酔を使用すれば、ほぼ寝ているあいだに検査は終わりますが、30分程度休まないといけません。
また、その日は車も自転車も乗ってはいけないとのこと。

検査経験者にリサーチすると、鼻からのほうが楽という人もいれば、口からのほうがいいという人もいました。
鎮静剤なしの鼻からよりも、鎮静剤ありの口からのほうがしんどくないという意見も。
かかりつけ医の看護士さんの事前説明では「口からの方が私たちは楽なんです」とのこと。

急ぎの仕事がなければ、鎮静剤ありの口からでいいかなと思っていたのですが、
前日夕方に思わぬトラブルが発生。
朝イチから対応する必要が出てきました。
さらに、きょうは会社でダーツの試合が昼休みにあり、私は出場メンバーではないのですが、所属チームの応援はしたい。
また、鼻からの検査を経験してみたいという好奇心もありました。
鎮静剤を使って寝てしまうと、検査の様子も見れないし。
というわけで「鎮静剤なしの鼻から」を選びました。

予約していた午前8時30分に医院に行くと、ほどなく名前が呼ばれ、看護士さんにいつもの診察室と違う部屋に案内されました。
ベンドの上に座り、胃の動きを抑える液体を飲んで、鼻の中に薬剤を吹き付けられました。
ベットで横向きに寝かされ、看護士さんと談笑していると、先生が登場。
一般の診察の合間に検査をしてくれるようです。

先端が光っている管を鼻から挿入。
鼻の奥を通るときと喉を通る時はちくっときましたが、管は無事に食道、胃へと進んでいきます。
えずくことは全くありません。
体の中をなんか通ってるなぁっという違和感はありましたが、我慢できない範囲ではありません。
モニターに映る自分の食道や胃の壁を見ましたが、なんともきれいでした。
ただ、胃の入り口がやや荒れていることのこと。
二箇所組織を切り取られ、検査は終了しました。
検査中、看護師さんがずっと背中をさすってくれていて、とても安心しました。

詳しい検査結果は後日ですが、怖い病気ではなさそうとのこと。
ひとまず胃酸を抑える薬を処方してもらって、ほんの1時間程度で医院を後にしました。
おかげでトラブル対応も無事に終え、ダーツの試合も応援することができました。
というわけで、今後胃カメラを飲むことになる方は、鎮静剤を使わないなら鼻から入れることをオススメします。

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