異論!反論!オブジェクション
人の記憶というのはひどく曖昧なものである。
過去の経験など,自分の記憶は絶対に正しいと思う人もいるだろう。
「記憶はビデオテープのようなものである。」そう思う人は多いかもしれない。
しかし,そうではないらしい。
カリフォルニア大学の研究では,人々が何かを思い出そうとするとき,脳は小さなヒントを元に過去の記憶を”再構築”していることが明らかになった。つまり,毎回,新しい記憶を作り上げてしまっているのである。
また,ある心理学者は,人に偽の記憶を植え付ける実験を行い,成功している。それも,至って単純な方法で。
以上を踏まえて,こちらをご覧いただきたい。
http://www.my-plan.jp/blog180727015231.html
気になるのは写真の下3行目から。
『ちなみに「アイドル」とは、上司曰く「雪葵さんは、社会チームのアイドルだから!」ということらしいです。本当にありがたいかぎりです。』
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おかしいなと。
「雪葵さん=アイドル」の構図は,そもそも本人が言い出したことではなかったろうか。
私の記憶が確かなら,社会チームに新人の女性が入ることが決まったときに,
雪葵さんが「アイドル枠が・・・(とられてしまう)」と独り言をつぶやいたように思うのだが。
そして,それを聞いたとき,「自分をアイドル枠と思っていたのか!」と驚愕したことも記憶に新しい。
しかし,確実な記憶というのは存在しないとのことなので,これも私の作り出した偽の記憶かもしれない。
ついでに言えば,昨年度の忘年会で,社員全員にアンケートが行われたときに,「彼女にしたい人」に自分の名前を書けと,おたかさんに無理矢理500円握らされたのも偽の記憶かもしれない。
人の記憶というのはひどく曖昧なものである。
ちゃりこ