クリスマスの約束
わがやは毎年クリスマスツリーを飾ります。
子どものためにと飾っていたのが、いつのまにかそのときを過ぎ、今では自分のため。
私の背とにたりよったりの高さのツリーなので、広くないリビングでその存在を主張しています。
11月後半からのツリーのある空間は、1年の中でいちばん好きです。
息子が6歳の頃のクリスマスの風景。
ツリーのそばの小さなテーブルにコーヒーセットを用意しておくことが息子との約束でした。
「サンタさんは寒いところから来てくれるから、温かい飲み物を用意しとかないといけないんだ」
という言葉に、コーヒーセットとお湯の入ったポットを用意。
「うちには煙突がないから、サンタさんが入ってくるために、ベランダのところの窓を少し開けておいてあげて・・・」
当の本人は早めに寝るからいいものの、親は寒いやないか~い
おもてなしの精神なのか、それともプレゼントをしっかり届けてもらうためなのか・・・
息子のサンタさんに対する気持ちにつきあって、サンタさんがコーヒーを飲んだ形跡を装うために、
深夜に親が飲むコーヒー
ついでに、盛り上げるために英語でクリスマスカードを置いて去っていく・・・。
これはかなり効果あったみたいで、「おかあさん、○○ちゃん(←いとこの)のカードには日本語で書いてあったから、にせものやねん。ぼくんちには本物が来たわ。だって英語やもん♪」
私の間に合わせの英語も役に立ったみたい~
そんな息子も来月成人式を迎えます。
ツリーを飾ると、クリスマスにまつわる様々な思い出がよみがえってくるから、私はこうやって毎年飾っているのでしょうか?
chiffon-san♪