謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

大晦日に早々と酔っぱらい、恒例の「ゆく年くる年」を見逃したあやです。

明けて、気を取り直し、初詣に出かけました。
住吉大社まで徒歩10分という場所に住んでいますので、
今年も例年のごとく住吉さんにお参りです。

関西一の参拝客が訪れるとあって、すごい人の数です。

神社に出かけたときの私のささやかな楽しみは、
いろんな人の書いた絵馬を一通り見ることです。

家族安泰、合格、恋愛成就、結婚、子宝、病気平癒、長寿…

「おばあちゃんの痛みが早くなくなりますように」…泣かせます。
「今年こそは、○○さんが●●さんと別れますように」…うっ、こ、こわいよ…

たくさんの人が心をこめて願いを書いていますが、
人の願いは、意外に同じようなことに集中しています。

幸せはそんなに多くのことを必要としないのかもしれません。
しかし、その幸せを得ることが、どれだけ難しいことか。

ささやかな幸せを願って、私もお祈りしました。

ところで、20代前半ごろまで、私は神社へ行っても拝むことはありませんでした。
なにか「神頼み」していることが、他力本願のようでいやっ、とつっぱねていたんですね。

でも、いまはそう思いません。
1年のはじめにお祈りし、絵馬に願いを書いたりして言葉にすることによって
きっとそれは言霊(ことだま)を持ち始めるのでしょう。

願いがかなおうとも、かなわざるとも、それはどうしようもないこと。
そして、もし、願いがかなったときは、それは自分が努力したからだと反り返るのではなく
「神様がかなえてくださった」と謙虚になること、
それが幸せのあり方であるように最近は思っています。

といっても、煩悩が多いので、今年も色々と願いが浮かびましたが、
あまり多くを願うときいてもらえないような気がして、一つにしぼってお願いしました。
(何であるかはナイショです)

皆様の願いもかないますように。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

あや