では,『ネバーエンディングストーリー』の主人公は誰でしょう?

先日,東京出張がありました。ふだんは新幹線で行くのですが,今回は飛行機で行ってみよう,とふと思い,初の空路出張となりました。

飛行機は案外空いていて,隣席に荷物が置けてしまったりします(朝の新幹線ではまずありえない)。搭乗手続きがあるので,朝が少し早いのがツライといえばツライ。でも,飛行機に乗っている時間は,神戸空港→羽田空港で1時間半弱。よし,これなら早起きもアリです。機内では本を読むか寝るかくらいしかすることがありませんが,読んでいなかった本を読むにはお手頃な時間。ちょっと仮眠のつもりで熟睡してしまったとしても,万が一にも寝過ごす心配がありません。しかも乗る飛行機によっては新幹線より安い。あれ,思っていたよりずっと快適かも。ということで,飛行機出張を少し気に入ってしまいました。

ところで,羽田空港から浜松町(たぶん)へ向かうモノレールの中で,「鉄道好きは『鉄ちゃん』って言うけれど,飛行機好きのことはなんて言うんだろう」なんて思っていたところで(『翼くん』とかどうですか。2人組のときは,もちろん『翼くん』『岬くん』となります),ふと思い出した記憶がありまして。

ワタクシの大学時代の友人に,読んで字のごとくな感じの「バスちゃん」がいました。

いったいどんなことをしているのかと思い,大学卒業する直前のある日,京都で彼の旅(と力説された)にご一緒したことがあるのですが,始発から最終までの間に,ダイヤを駆使して,いかに多くのバスに始点から終点まで乗れるかに挑戦する,というもので,正直つらかった……。特に印象に残っているのは「松尾橋」というバス停。そこに着いたのが最終ギリギリの真夜中で,辺りは(当時は)真っ暗,そのうえ待ち時間も長く,薄気味悪いしやることないし,ごめんなさい,おうちに帰してください,とか心の中で思いまくっていた気がします。やっと着たバスに乗り込むとき,もう二度と来ない,と心に誓ったのですが,それから何年かあと,松尾橋近くに居を構えることとなり,二度と来ないどころか,毎日,松尾橋のバス停を利用しまくることになるとは思ってもみなかった23歳早春のワタクシ。

そんなことを,浜松町に着いてからも考えていました。

ということで,表題のクイズです。

正解:バスチアン

失礼致しました。
ちなみに,これも浜松町で思いつきました。そんな東京出張でありました。

#93

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秋ですね。