数学的アラ探し

こんにちは。
最近はすっかりももクロ熱も冷めてしまった,mineです。

学参編集の仕事をするようになってから,「アラ探し」をするクセがつきました。
職業病でしょうか。悪癖かもしれません。

というのも,
算数や数学で文章題をつくるにしても,あまり非現実的なことは嫌がられます。

例えば,

「ゆみさんは時速8kmで歩いて,・・・」

↑ゆみさん歩くの早っ!!

みたいなことです。

まぁ,これくらいなら常識的な範囲としてすぐに気づくんですが,
普通に読んでるとさらっと受け流してしまいそうなものもあります。

例えば,

「みゆきさんは,家から分速60mの速さで歩きましたが,途中の駅からは自転車に乗って,
分速120mの速さで・・・」

↑みゆきさん,人の自転車乗っちゃダメ!
 借りただけ?そんな言い訳は通用しません!!

「たけしさんは自転車に乗って,分速200mの速さで進みましたが,途中で自転車がパンクしたため,
そこからは分速120mの速さで走り・・・」

↑あら,自転車は乗り捨てかしら。みゆきさんに持ってかれちゃいますよ!

「長い棒と短い棒があります。長い棒の長さは15cm,短い棒の長さは3cmです。・・・」

↑短い方は,もはや棒ではないよね。

などなどなどなど。

算数・数学的には何の問題も無いのですが,気づくと,やはり,気になりますよね。

ちなみに,学参の編集をしていると,全体のバランスとかも気になるようになりました。
上の3つの例のうち,最後の1つだけ「棒」の話っていうのはバランスがどうなんだ?と我ながら思います。
今回は,思って終わりにしますが。

こういうところにも,ぼうーっと見ずに気づけたら,とてもステッキですね!

棒だけに!!!!!!!

mineでした。