ぐりとぐら
こんにちは、Y・Yです。
みなさん、「ぐりとぐら」ってご存知でしょうか?
双子のかわいい野ネズミが活躍する絵本のシリーズで、
今年(?)誕生50周年だそうです。
子どもの頃に読んだという方も多いのではないでしょうか。
その「ぐりとぐら展」が、全国のいくつかの会場をまわっていて、
先月、私の住む市の小さな美術館で開催されていました。
うちにも「ぐりとぐら」の絵本があり、
4歳になる娘に読み聞かせています。
なので、娘も連れて会場に行きました。
私はたくさんの原画に少々興奮してしまい、娘に
「ほら、これ、あの名シーンやん! 原画やで」
と話しかけたりしましたが、娘は「へえ……」って感じで、
いまいち食いつきが悪い。
「チッ、もののわからんヤツめ」と心の中で舌打ちして、
大混雑の周りを見回してみると、どのご家族も似たようなもです。
大人のほうが、熱心に展示に見入っています。
この親御さんたちは、
懐かしいという気持ちと、
名作絵本というのは、こんなによく出来ているんだなあ、
という感動に見舞われていたのではないかと勝手に推測します。
私も、細部の仕事の細かさに感心しました。
小説などと同じで、絵本にもベストセラーがあり、
ずっと読み継がれているものが多々ありますよね。
そういうものを、この歳になって改めて読んでみると、
新しい発見があって楽しめます。その点では、娘に感謝です。
本人に「お母さんも小さい頃にこの本読んでたんやで。すごくない?」
と言っても、ポカンとしていますけど(当たり前か)。