ギャップがある人は好きですか。

先日,相撲発祥の地といわれている奈良県葛城市にある相撲館「けはや座」へ行ってまいりました。けはや座には原寸の土俵があり,土俵にあがって塩まきをしたり力士や行司ごっこをしたりすることができます。女人禁制の角界では女性が土俵にあがることは許されていないのですがここでは女性も土俵にあがるという貴重な体験ができておすすめです。

取り組み中は激しくぶつかったり押しあったりと強くて怖そうな印象がある力士ですが,角界には意外な趣味や特技を持った力士がたくさんいます。今日は力士のみなさんの意外なギャップについて書きたいと思います。

昨年の十一月場所に新入幕をした尾車部屋の友風関は音大を勧められるほどピアノを演奏するのが上手で,今でも時間を見つけてはピアノを演奏しています。また,取組中にたくさん塩をまくことで有名な友綱部屋の旭日松関はバク転が得意です。大きな体でピアノをひいたりバク転をしたりするなんて想像しただけでもニヤニヤがとまりません。

わたしが特にかわいいなぁと思っている力士は今年の初場所で優勝したのが記憶に新しい片男波部屋の玉鷲関です。玉鷲関は身長188cm,体重173kgの大きな体でダイナミックな突き押し相撲を得意とする力士です。そんな玉鷲関の意外な趣味はお菓子作りと手芸です。好きなものはハートマークでハートマークのお菓子を作ったり,ハートマークをモチーフにした絵を描いたりととっても女子力が高いんです。笑顔もすごく優しくてかわいくて,わたしをはじめ多くのスー女(相撲女子)が玉鷲関のギャップにメロメロです。

力士も1人の人間なのでひとりひとり色々な一面を持っています。来月からは名古屋場所がはじまりますが土俵以外の顔にも注目するともっと相撲が好きになるかもしれませんね(●^o^●)