顔から火が出る話
こんにちは。ジュノペンです。
少し前の話になりますが… あれは忘れもしない去年の仕事納めの日。忘年会も終わった遅い時間でしたが、梅田のカフェで二人の娘と待ち合わせしていました。
そのカフェは中央に大きな三角形のテーブルがあり、端の方の席に娘たちは先に来て待っていました。
そのテーブルには他に、離れた所に、40代ぐらいの女性の二人組のみでした。
「遅れてごめんねー」と近づくと、 「今年もお仕事お疲れさまー」と娘たちから花束のプレゼント。(生花だとすぐに枯れてしまうからと、ちょっとおしゃれなドライフラワーの花束)
まさかそんなサプライズがあるとは思っていなかったので、不覚にも感動で泣いてしまいました。
その後、娘たちと談笑しながらも、嬉しくて花束を振り回していると、スポーン! 花の部分が飛び散ってしまいました!
何が起こったかわからずポカーンとしていると、 「ママ何してるのー!」と言われて我に帰り、すぐさま飛び散った花たちをかき集めました。
可笑しいのと恥ずかしいのとで、もう笑うしかなかったのですが、何か私たち以外の所でクスクスと笑い声が。 声の方を見ると、同じテーブルの離れた所に座っていた、40代ぐらいの女性の二人組でした。
花を飛ばしたところを見られてたんだ…と思い、「もしかして、見られてました?(笑)」 すると、一人の方が 「さっきまで感動して泣かれてましたよね?(笑)」
なんと、私がカフェに入ってきてからの一連の出来事を全部見られていたようなのです。もう恥ずかしくて、顔から火が出る思いでした。 その後、私たち三人はそそくさとカフェをあとにしたのでした。