音楽の秋－素晴らしかったエレクトーンライブ－

826asukaさんってご存じですか。

エレクトーンがめちゃ上手な女の子です。

友人のＳＮＳで知り、ＹｏｕＴｕｂｅで動画を見たのですが、「宇宙戦艦ヤマト」や「スターウォーズ」などの曲をエレクトーンで完コピしていて、すごいんです。

嫁に見せたら同じように驚きまして。

そんな826asukaさんのライブが神戸であると知り、行ってきました。

エレクトーンのライブなので、ピアノリサイタルやクラシックコンサートのような雰囲気だろうなと想像していたのです。

お客さんも紳士に淑女、あとはエレクトーン教室に通うお子さんとそのパパやママあたりかと。

会場に入りました。

ん？　なにやら雰囲気が怪しいぞ。

背中に「826asuka」とプリントされたピンクのTシャツやパーカーを着ているおじさんが多い。
あちこちでペンライトが光ってる。

座席に着くと、「え～」と書かれた紙が置いてあります。
すると、一見してオタクとわかるおじさんがやってきて、
「asukaちゃんが『最後の曲になります』といったら、これをあげてください」と紙の使い方を説明してくれました。

ライブに行ったことがある方ならわかると思います。
演者が「これが最後の曲になります」といったら、一斉に「え～！」と声を張りますよね。
ここで、「いま来たばっかり～！」といえるのは上級者です。
コロナ禍でのライブなので、声を出せない代わりに紙を掲げるんでしょうなぁ。

これはもう完全にアイドルのライブのノリです。
嫁も「こういう感じ？」と雰囲気の違いを察知した模様。
私は、某国民的アイドルグループのライブや公演に何度か足を運んでいたので、こういうノリは慣れてます。
しかし、嫁には少々厳しいようで．．．

asukaちゃんが出てきました。
アイドル顔負けのフリフリの衣装を来て．．．
オタクたちは、一斉にペンライトを振り回します。
やってもた・・・

曲によって、オタクのみなさんはペンライトの色を変えます。
「宇宙戦艦ヤマト」のときは青でした。
オタクのみなさんの間で決まりがあるんでしょう。

「色が変わるんや」と驚く嫁。
アイドル界隈では変色ペンライトは必需品ですが、さすがに一般の人は知らないんですね。

エレクトーンの演奏は、それはそれは素晴らしかったです。

けど、演奏の合間のトークは、アイドルそのもの。
声も、しゃべり方も、仕草も。
私は心奪われまくりでしたが、嫁はどんどん醒めていくのがわかりました。
それでも、asukaちゃんが「前半最後の曲になります」といったときは、「え～」の紙は掲げていましたが。

前半の休憩後、「グッズを3000円以上買ったら撮影会があるらしいで。買わんでええの？」と、こんな目(-_-)をしていうてきた嫁。
エレクトーンの演者が撮影会って・・・

衣装はママ、撮影はパパとお兄ちゃんが担当だとか。

ライブが終わると、ステージにパパ、ママ、お兄ちゃんが登壇しました。

一家でがんばっているんですね。

みなさんも、機会があればぜひ826asukaさんの素晴らしいエレクトーンの演奏をお聴きください。

匿名希望