初めてのふぐ料理

こんにちは。つくねと申します。

長く東京に住んでおり,関西在住歴が浅いため,エスカレーターの立ち位置などに日々惑わされています。
食べ物についても違いが多く,和菓子のすあま(好物です)がどこに行っても売ってなかったり,逆にふぐがスーパーの鮮魚コーナーにいつも陳列されていたりと,いまだに驚かされることが多いです。

そんなわけで,今回はふぐについてお話ししたいと思います。

先日ちょっとした機会があり,友人と少しお高めのお店でふぐ料理を食べてきました。
ふぐ料理のお店が探せばあちこちにあるので,お店を選ぶのに苦労しました。
ただ,ふぐが身近でよく食べられているからなのかな? と思い職場の面々に聞いてみたところ,そういうわけでもなさそうだったので,不思議ですね。
ともあれ,初めてのふぐ(しかもコース料理!)は大変おいしかったです。

焼きふぐやゆびき,てっさも歯ごたえのあるこりこりした食感が楽しく,おいしかったのですが,一番を選ぶなら個人的には唐揚げかな,と思います。
ふぐの味そのものはわりと淡泊なので,油と組み合わせたら鬼に金棒でした。お酒が進む味。
また,ふぐで出汁を取ったにゅう麺を〆にいただいたのですが,それも天才的なおいしさでした。
あっさり×あっさりもよいものです。
添えられていた身がふわふわのほろほろで,永遠に食べていたくなりました。
毒があるとわかっているのに,わざわざそれを取り除いてまで食べたいと思った昔の日本人の気持ちがわかったような気がします。

お祝い事や節目の時にでもまた食べに行きたいです。
選んだコースの都合でてっちり鍋は食べられなかったので,次回は秋冬にでも……。
スーパーでも売られているので,今度は自分で買って(調理して)食べ比べもしてみたいな~と思っています。