二度あることは・・・

こんにちは。ジュノペンです。

保育園の頃、週末の楽しみといえば祖父の大阪市内にあるマンションに泊まりに行くことでした。

会社に通うのが大変だったので(実家は田舎)会社の近くにマンションを借りて、週末になると帰ってくるか、
祖母が孫を1人連れて祖父のマンションに泊まりに行ったりしていました。
この1人枠を、私と年子の兄は激しく奪い合っていたのです。
早く家に帰ったもん勝ち。同時ならじゃんけん勝負。

その日は私の方が早く帰ってきたので、マンション行き確定!だったのですが、
兄がもうすぐ帰ってくる気配があったので「隠れて!」と祖母に言われ、
慌てて裏のはなれに飛び込もうとしました。

でもちょっと敷居が高くて蹴つまずいて転んでしまい、腕が抜けてしまった感じでとにかく激痛が走りました。
それでもどうしてもマンションに行きたい私は、激痛を堪えながら家を脱出して祖母とバスに乗り込みました!

2時間強の長旅(子供の私にとっては)の間にすっかり痛みは引いて無事マンションに到着。
マンションのエレベーターのボタンを押すのが毎回すっごい楽しみで、
その日も喜んでエレベーターに駆け寄りました。
ですが嬉しすぎて前しか見ていない私は、足元の段差に気づかずスッテン!
また腕が抜けてしまったのです!!
呆れ顔の祖母に連れられ近くの整骨院へ。

治療を受けて、痛みがおさまったのでまたマンションへ戻りました。
「もうやめてよ。気をつけなあかんでー」
「うん、大丈夫ー」
というやり取りをしながら歩いているとマンションのエレベーターが見えてきました。
「私が押すー!」
と走り出した時にはもう足元は見えていません。
またまた段差に気づかずスッテン!

「二度あるとこは三度ある」の教訓が活かせずまたもや腕が抜けてしまいましたー。
さすがに「もう知らん!」と祖母からかなり怒られ、整骨院に再び逆戻り。
それ以降、私がエレベーターのボタンを押すことはありませんでした・・・。

次の記事

Who are you?