長男の友だち

今年はクリスマスイブが日曜日でしたね。

みなさんの御家庭でもクリスマスパーティーが開かれたのではと思います。

わが家も御多分にもれず,

昼のもんじゃ焼き~夜のチキンという一風変わったミクスチャー形式で

クリパが開催されたのですが,例年にはない大事件が発生したのでした。

昼前,そろそろもんじゃ焼きの準備でもしようかとパートナーと話していると,

リビングにいた長男がぽつりと一言。「13時から友だちがくる」とのこと。(この時点で11時30分)

ふーん,じゃあなおさら急がないとね。来るのは一人?と母が尋ねると,

「うん。京女の中学に通ってる子」という返事。

あまりにも自然すぎて父は聞き流したのですが,我がパートナーは,

「女の子かよ!? 我が子ながらやりよるな」としっかり反応。(さすが母)

その反応によって事態を飲み込んだ父は慌てました。

「すわっ,息子のガールフレンドと何を話せばいいんだよ。 御趣味はなんですかとかか?」ともはや正常な思考はない模様。

しかも,「お昼はもんじゃ焼きの予定だと話したら,彼女も食べたいと言ってた」とさらりという長男14歳。

ここから御察しの通り,父母による大掃除&お昼の準備が急ピッチで開始されました(笑)

長男のガールフレンドがクリスマスイブにやってくるのに,

汚い家を見せるわけにはいかないという使命感にかられる父母は,

玄関・リビング・トイレ周り・台所……と凡そ目につきそうな場所のお掃除を進めます。

てきぱきと進行した掃除もひと段落し,いよいよもんじゃ焼きの準備を開始し始めた矢先……(この時点で12時30分)

「いけない!しいたけ買い忘れてる!!」と叫ぶ母43歳。(わが家のもんじゃ焼きには細かく刻んだしいたけが鉄板)

「別にいいでしょ。しいたけの一つや二つ入ってなくても大丈夫だよ」と父42歳(早生まれ)は言いましたが,

妥協をゆるさないパートナーの頼みに負けてアルプラザへ買い出しに。。。

望み通りしいたけを握りしめて帰宅すると,すでに息子のガールフレンドは到着している様子。

長男の部屋から漏れ聞こえてくる声を確認し,「ほんとうに女の子だな。妄想か何かかと思ったぜ」と父が言うと,

「気持ち悪いこと言ってないで,はやく準備して。お腹空いたよ~」と長女10歳。(ふん。おませさんめ!)

ようやく具材もすべてそろい,ベストな状態のもんじゃが焼き上がったタイミングで「できたよ~」と声をかけると,

「自分の部屋で食べる。」と冷静な思考の長男14歳。

だよな。そうだよな。そうなるよな(笑)

すでにうざそうな絡み方をする兆候の父のもとにのこのこ出てくるわけないよなと,

中学生の頃の自分を見ているようでなんだか微笑ましく,こそばゆく感じたクリスマスイブとなりました。

その後,知らぬ間に長男と彼女は家からいなくなっており,

結局,直接会わずじまいだったことは内緒にしておきます!

Lady_stardust でした。

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